債務者区分 |
内容 |
A.正常先 |
業況が良好であり、かつ、財務内容にも特段の問題がないと認められる債務者をいう。 |
B.要注意先 |
金利減免・棚上げを行っているなど貸出条件に問題のある債務者、元本返済若しくは利息支払いが事実上延滞しているなど履行状況に問題がある債務者のほか、業況が低調ないしは不安定な債務者又は財務内容に問題がある債務者など今後の管理に注意を要する債務者をいう。 |
C.破綻懸念先 |
現状、経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、経営改善計画等の進捗状況が芳しくなく、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者をいう。 |
D.実質破綻先 |
法的・形式的な経営破綻の事実は発生していないものの、深刻な経営難の状態にあり、再建の見通しがない状況にあると認められるなど、実質的に経営破綻に陥っている債務者を言う。 |
E.破綻先 |
法的・形式的な経営破綻の事実が発生している債務者をいい、例えば、破産、生産、会社整理、会社更生、民事再生、手形交換所の取引停止処分等の事由により経営破綻に陥っている債務者を言う。 |