今後5年間で、中小企業の倒産・廃業が150万社に及ぶといわれています。
それでも、年間約2万社が倒産・廃業している現状において、約14%の2,800社の企業が、再生復活していることも事実です。
企業倒産の危機に直面し、行き詰ることとなった場合、必要なことは破産処理だけではありません。
企業再生の法的措置・借金整理の方法をキチンと理解し、企業の財務内容を正確に把握し、企業再生の計画を策定することによって、再生・復活の道が拓けます。
倒産の危機感も無く、債務超過の放置等が、企業を覆う最大のリスクであることを経営者自ら自覚することが、企業再生・経営革新へのスタートであります。
企業再生・経営革新において、一番大切で、また最大の課題は、社長が決断することであります。
社長の再生・革新への決断は、会社の状況・金融の状況・今後の市場の変動等の全てが把握されていなければ、難しいのが現実ではないでしょうか。 |
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いままでの経営は、その殆どが、お金をどう借りるかに苦労してきたのではないでしょうか。しかし、このデフレのとき、借りること自体が破産の時期が早くなることの認識が必要と思われます。
いわゆる、マイナス成長にどう対応して行くかの、意識転換が重要となります。
企業の再生・復活・革新の成功の80%は、社長の早い決断でしかありません。
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